盛岡から宮古、浄土ヶ浜までの100キロを、少年少女たちが3日間かけて歩き抜く・・・それは、自分自身に挑戦する旅であり、自らの足で私たちの故郷「岩手」を見つめ直すチャンス。2007(平成19)年から12年に渡り行ってきた「100キロ歩いて海をみよう!」は、毎年多くの小・中・高校生が、自らの意思のみを頼りに100キロの行程を歩き通すことのより、自身を克服する強い心を育み、見守りの保護者や関係者に感動を与えてくれました。

 コロナウイルスの影響で多くのイベントが中止・延期となってきたこの2年間、小・中・高生の多くは、その胸中に様々な歯痒さや葛藤を抱えてきたと思います。
 私たちは、これまでの事業経験を基に、そのような生徒たちの気持ちに応え、このような時期にこそ、「今に向き合う」・「共に前を向く」・「ひたむきに歩む」事業として、今年度の「100キロ歩いて海を見よう」を企画します。(3年ぶりの開催となります。)

 東日本大震災等の被害を受けた宮古市が復旧・復興の道のりを進める中、自らの足で元気を届けることが参加者と私たちにできることだと考えます。自分の意思で100キロ歩き続けることの自信を、大きな確信へと変える道のりとなるでしょう。また、このような状況の中で経験した強さを、これからの力に換えることがきっとできるはずです。

さあ、宮古・浄土ヶ浜までの道を一緒に歩こう
新たなまちづくりへと歩むまちの姿を、そして美しい海を見るために

「100キロ歩いて海を見よう!」実行委員会

※ 岩手県内のコロナウイルスの蔓延状況及び異常気象(台風、大雨)等により、事業中止を決定する場合があります。
 その際は、関係機関、申し込みをされた方々に個別にご連絡します。